
長年青ひげに悩んできた私が医療用レーザーヒゲ脱毛を4年間受けてのレビューをお届けします。今回の記事だけ見ると痛いだけのように思えますが・・・
の続きです。
結論:受けて本当によかった!! これは他の人にもぜひお勧めしたい。
1.ドキドキしながら無料のカウンセリングへ。
- やっぱり受付嬢は美人だった。
- 先生も美人だった。何でも聞きやすい雰囲気。
- 初めての脱毛なら割引もできる。
2.いざ脱毛開始!!
- 看護師も美人だった。美人しかいないのか!?
- 初めての笑気麻酔で意識が落ちかける。
- 痛いなんてもんじゃない。呼吸が止まり失神するレベル!
- 鼻下は異次元の痛さ。一度麻酔を止めなければならない。
3.痛すぎて4年間も続けられるか心配になる。
1.ドキドキしながら無料のカウンセリングへ。
やっぱり受付嬢は美人だった。
勇気をもって無料カウンセリングの予約電話を入れる。こっちがお客さんなのになんでかわかりませんが心臓がドキドキしてました笑。緊張しいです。カウンセリング予約はあっけないほどすんなり終わり、予定日を決めました。
当時大阪には梅田院しかなかったので梅田へ。クリニックがある雑居ビルはかなり古くてめちゃくちゃ怪しい。一見「大丈夫か?」という印象を受けます。エレベーターにて到着すると、そこはとっても綺麗。お客さんは誰もいなさそう。小さいですがオサレな受付でした。
そして美容系クリニックあるあるの『受付嬢が美しい』という噂は本当でした笑。
紙コップのジュースやコーヒーなどは飲み放題。せっかく来たんだから飲むしかないと一杯。うめぇ。大学のカップ自販機より量が多くて全然うまい。
先生も美人。何でも聞きやすい。
カウンセリングの順番が来ました。受付嬢の方かと思いきや先生でした笑。なんと美しい笑。私の場合、もう擦り切れるほどサイトを見て覚悟を決めていたのでお伝えすることはコースのことだけでした。
痛みが出るということは分かっていたので麻酔も付けてもらうことにしました。麻酔無しでもできますが、私は麻酔無しでやったことがないのでどの程度差があるのかはわかりません。ただ後で出てきますが、麻酔アリでも意識が飛びそうになるくらい痛かったです。今ぐらいヒゲが薄くなっていたら麻酔無しでも耐えれるかもしれないですね。
アレルギーや既往歴などについて確認されてすぐにカウンセリングは終了。私の時は女性の先生で穏やかでなんでも聞ける感じでした。この日はこれで終了。いよいよ次から脱毛治療が始まります。
初めてのなら割引もできる。
ちなみに私の選択したのは4年間無制限というコースでした。今はなくなっていますが、新しくなってほとんど同じような内容で復活しています。無制限なのは平日のみで、休日にも施術する場合はプラス料金が発生するようです。
今は学割があるみたいですね。。。当時私も大学生だったのでその時に学割特典があれば・・・残念です。またペア割りというものもあるみたいです。だいぶ価格が変わりお得ですね。
ただ、なかなか脱毛しようかなぁと悩んでいる友達を見つけるのも難しそうですけどね。
2.いざ、脱毛開始!!
看護師も美人だった。ここは美人しかいないのか!?
いよいよ施術の始まりです。どんな痛みが来るのだろうと待合の椅子が揺れるくらいドキドキしていました。奥からきれいな方がやってきて(全員美人なのか?)看護師の○○ですとあいさつされました。わりとここで看護師として働きたいと思いました笑。夜勤は無いし、体力勝負でもないのでおススメです♪とスタッフさんも仰ってました。
初めての笑気麻酔で意識が落ちかける。
ベッドに横になって、まずは顔のマーキングで照射部位を一緒に確認します。
私の場合、『ヒゲ3部位(鼻下、アゴ、アゴ下)』を照射するコースにしていたのですが、アゴ下にはほとんどヒゲがなかったので、その部位分を別のところに照射できますよと言われました。頬に少しヒゲがあったので、そこに振り替えてもらいマーキングしてもらいました。
次に目隠しをしてレーザーの光が当たらないようにします。そしていよいよ笑気麻酔。看護師ですが、笑気麻酔のことを学ぶ機会はありませんでした。酒に酔った感じになると聞いていましたが、結構疑っていました。
ポリ塩化ビニルでできたマスクを鼻につけて笑気ガスが流されます。
「鼻で呼吸してくださいね~」と言われて呼吸して待つものの全然変化なし。
「効いてきましたか~?」と言われましたが、全然でした笑。というかどういう効き方をするか全然わからないので答えようがない。
今なら分かるんですが、呼吸が浅かったんですね。うまく効かせるには大きく息を吸って一番吸い込んだところで少し息を止める。そして吐き出す。これをやることでどんどん異変が起こり始めます。
目隠しのため目の前は真っ暗なのですが視界がグワングワンと回り始めました。全身が軽く麻痺しているような感覚がどんどん強くなって「アカン!!意識失いそう!!オシッコ漏れそう!!」全身が弛緩し落ちそうな感覚でした。
意識を失うギリギリのポイントで平衡状態になりました。今でこそ慣れてしまい、あまり効いている感じはしません。慣れるみたいですね。ただ初回から2~3回目までは現実か夢か分からないくらい強力に効いていました。
ようやく麻酔が効き、いざレーザー照射の時です。
痛いなんてもんじゃない。呼吸が止まり失神するレベル!
「最初ほっぺたにテスト照射しますね~」
『うぃいぃいぃいぃいぃいんピピッ』「ハイっ」『バスン!!』
あれ?そんなに痛くない。感覚としては直径1cm程の剣山を軽く触れた感じでした。(剣山とか分かりにくいですかね^^;)
レーザー照射によって出た熱を冷やすため冷気も一緒に出ていますので、冷たい感覚がありました。笑気麻酔で全身ふわふわしてて熱いのか冷たいのか分からない感じでした。
「これなら全然我慢できそう♪」と思っていました・・・。
最初は頬から。私の頬はもともとほとんどヒゲがなかったです。レーザーは皮膚の黒い部分に反応して細胞(成長した毛母細胞)を攻撃するとのことです。全然毛が密集していない頬が痛くないのは当然だったみたいです。多少チクチクしますが、それくらいで頬は終了。
次はアゴに進みます。アゴは比較的ヒゲが密集していて青くなっているところです。
「一回やってみますよ~・・・ハイっ・・」『バスン!!』
「・・・・ん!!!!!・・?!?!?!?!?!」
比べ物にならないくらいの痛みがありました。痛すぎて涙が出てきます。顔を含め全身に力が入ります。
「呼吸してくださいね。大丈夫ですか?」と声をかけられて初めて自分が呼吸していないことに気付きました笑。力みすぎて呼吸していなかったのです。
10秒ほど時間を置いて、「では続きいきますね。ハイっ・・・」『バスン!!』
一回一回電気が走るかのように体がビクッとなって飛び上がりそうになります。そしてまた呼吸が止まる。
「呼吸してくださいね~。」意識しないと呼吸がすぐに止まります。
「フウッ・・・フウッ・・・フウッ」と意識的に呼吸をします。冗談ではなく痛すぎて失神するレベル。どんどん麻酔が覚めていくような感じがしました。
感覚的には1cm四方の面積を順番に焼いていっている感じで、アゴ全体が終わるまでは約12回ほどこの痛みを耐える必要があります。ラスボスの鼻下もあるのに俺の意識は保てるのかと不安がよぎりました。
その後、
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」(鼻から吸って口から吐くの文字化)
10秒休憩
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
・
・
・
を繰り返しました。
唇の下まで来た時にはもう
「ん゛ん゛ん゛ブフゥ・・・ハァッハァッ・・・」
こんな息遣いになっていました。冬だというのに冷や汗だらだら涙ボロボロ意識は遠のいていきました。
鼻下は異次元の痛さ。一度麻酔を止めなければならない。
「お疲れ様です。次は鼻下いきますね。」
そう、これだけ戦ってもラスボスはまだこれからです。私のヒゲは鼻下が一番濃いのです。どんな痛みになるか想像がつきません。自分の爪で頬とアゴと鼻下をつんつんすると分かるのですが、一番痛みを感じやすいのは鼻下です。
「それでは麻酔の鼻マスク外しますので~」
「!?!?」
麻酔外すの!?恐怖が倍増しました。
「麻酔のマスクがあると照射できないので外す前にたくさん吸っておいてくださいね。」と言われ、かつてないほどに深呼吸をしました笑。もう意識失ってもいいほどに効いてくれ~と願いながら。それくらい痛いということです。吸入タイムはすぐに終わり覚悟を決めて始めてもらいます。
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ん゛ん゛ん゛~~~~ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ん゛ん゛ん゛~~~~ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
「ハイっ・・・」『バスン!!』
「ん゛ん゛ん゛~~~~ス~~フウッ・ス~~フウッ・ス~フウッ」
10秒休憩
これを繰り返す内に痛すぎて意識がおかしくなっているのか、これまでの思い出が走馬灯のように思い出されます笑。マジです笑。あのアニメとかで主人公が殴られまくって走馬灯のが走った後に覚醒するシーンのような入り方です。覚醒せずやられましたが。。最期は看護師さんの声もあまり聞こえていませんでした。
3.痛すぎて4年間も続けられるか心配になる。
「はい、お疲れ様でした~。」
気が付くともう目の周りは涙でグチョグチョになっていました。汗もだくだくで、身体は力が入りすぎて筋肉痛みたいになっていました。満身創痍です笑。
終わった後は腫れを抑えるクリームの副腎皮質ステロイドを塗り、マスクと家で使用するステロイドをもらって部屋を後にします。涙でグチョグチョの顔を見られるのが少し恥ずかしかったです。
次回の予約は約3か月後。
なぜ期間をあけるのかと言うとヒゲの生え変わりは周期的で毛母細胞が次に成長してからのサイクルを狙わなければ有効な効果が得られないそうです。
泣きながら受付処理を終えて帰ります。初日は入浴すると腫れてしまうので入浴や洗顔はできません。シャワーのみ可能です。マスクの中は人間の皮膚の焼けるにおいがしました。めちゃくちゃ臭い。自分の顔がどんな感じになっているのかとても気になりました。
家に帰ってみてみるとそんなに大きな変化はない。少し赤くなって表面がヒリヒリするくらいでした。
この痛みが4年間も続くのかと若干心配になりました。
つづきです。