【鼻中隔湾曲症とアレルギー性鼻炎で息ができない。手術体験記③完】 手術料が保険で払えず涙 

の続きです。

麻酔が効いていないと思うほど半端なく痛い感覚があるけど、麻酔で夢か現実か分からない。

私は川村耳鼻咽喉科クリニックというところで手術してもらったのですが、ここでの手術の何が良かったかと言うと、日帰りで手術をしてくれると言うところです。手術費用としては5、6万円ほどかかったのですが、入院費等が要らなかったためとても助かりました(後にとんでもないことに気づく)。

麻酔は局所麻酔と確か笑気麻酔を使ってたと思うのですが、日帰り手術でも、バイクや自家用車を使うのは危険と言うことで、公共交通機関での通院を指導されました。当初は電車で行く予定でしたが、車で送っててくれるとのことで頼ることにしました。

朝通院すると、一番に診察室の奥に通されます。仰臥位になって、まずは笑気麻酔から開始だったかと思います。笑気麻酔はヒゲ脱毛の際に何度もやっていたので感覚としては慣れていました。初めて笑気麻酔をやった時は、目が回って気を失うような感覚に襲われてとても怖かったのを覚えています。

次に局所麻酔。だんだん局所麻酔が効いてきて、頭がぼーっとするような感覚に襲われました。案外麻酔で痺れる感覚はなかったなぁという印象です。

途中からは夢か現実かがわからないような感覚に変わっていきました。治療開始。私の場合、骨の中に空洞があり、空洞を作っている骨を砕く処置をします。めちゃくちゃとんでもなく痛い。もがいてたと思います。

アキレス腱の手術の時は手術中に痛みを感じる事はほとんどなかったですが、この手術はずっと痛い。顔の中心を思いっきりつねられ続けるような痛みが断続的にありました。本当に麻酔が効いてるのか疑いましたが頭がぼーっとしているのであまり何が何だかわからない状態です。

ハンマーか何かで顔面をゴンゴン叩かれているような感覚がありました。骨を砕いてるんですね。粘膜を焼却する処置もされていたと思うのですが、正直いつ行われたのかよくわかりません。

例え方としては夢の中で拷問を受けている実際に痛みはあるといった感じですね。笑

手術終盤には出血を止めるためのガーゼをこれでもかと言わんばかりに鼻の中に詰められます。細長いガーゼですが、鼻の穴を鼻孔から咽頭まで完全に塞がれました。密閉です。

正直日帰り手術なのでそんなにしんどくはならないだろうと思っていたのですが、終わってみると激しい倦怠感、頭重感に襲われていました。

私は結構痛みとかに弱いのですが、こんな状態では公共交通機関で帰るなど無理だと思いました。なんとか家での生活の事について注意点を聞き終え、車で迎えに来てもらい家に帰りました。助けてもらえて本当に良かったと思います。私のように痛みに弱い方は送り迎えをしてもらうことをおすすめします

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浸出液だらだら、激痛、眠れないのなんのの地獄絵図。

家に帰ると疲れきったのかすぐに寝てしまいました。2時間ほど寝て起きると、今度は猛烈な痛みが襲ってきました。表面的な痛みではなく内部でゴーンゴーンとカネを叩くような痛みです。鎮痛剤をもらっていたのでたまらず飲みました。

食事はできるのですが頭に響くのが怖いのと、鼻で全く息ができないと言う状況により、ものを飲み込むことがめちゃくちゃ難しかったです。試しに鼻を完全につまんで鼻呼吸ができなくした状態で唾を飲み込んでみてください。飲み込むたびに耳から空気が抜けようとする感覚がわかると思います。これがずっと続きます。

術前の鼻づまりは本当にごく小さな通り道があったので、しんどいとはいえ物を飲み込むことに関しては苦しさはマシでした。この状態がいつまで続くかも分からなかったため余計に絶望感に襲われました。この時もアキレス腱が切れた時と同様に頼れる人がそばにいたので乗り越えられたのだと思います。

当然夜は地獄。口でしか呼吸ができないため2時間ごとに目が覚める。また痛みが強く痛み止めを4、5時間ごとに飲まなければ耐えることができませんでした。さらに大変なのが、鼻にガーゼつめているものの、血液や浸出液がどんどん染みてきて鼻の穴から漏れ出てきます

なので球型のガーゼを鼻に詰めてビシャビシャになったら交換、ビシャビシャになったら交換を1時間毎ぐらいに行われなければいけませんでした。全然眠れないままようやく朝が来て、この日も術後の経過を確認するために受診します。

内容はガーゼ交換。これでもかと詰められた花の中のガーゼを取り替えます。自分で球型のガーゼを交換する際に詰め込まれたガーゼを触ることができたのですが、全く動かない位ガチガチに詰め込まれていました。こんなもの取り出せるのかと心配になっていました。

恐怖に怯える私をものともせず、先生はズボズボとガーゼを抜いていきます。結構奥の方までガーゼが入っているので脳みそがズルズルと外に出ているような感覚に襲われました。気分悪くなります。

ただ取り終わった後は今までなかったような鼻の通りを実感することができました。それも一瞬。すぐに新しいガーゼをズボズボとこれでもかと言わんばかりに鼻の中に入れられてしまいました。また口呼吸の再来です。

痛み、鼻が閉じたままでの食事、鼻ガーゼの交換が三大苦痛のルーティンでした。2日後再度受診し、ここで鼻の中のガーゼを抜いて出血がないかを確認します。また脳みそを引きずり出される感覚に耐え、出血がないことが確認されるとその日からは球型のガーゼのみで様子を見ることになりました

ただし、まだ炎症で腫れているため十分に鼻呼吸はできません。それでも食べ物を飲み込むときの耳抜き感覚は無くなったので、だいぶ食が進むようになりました

1、2ヶ月は、抗菌薬と抗アレルギー薬を飲み続ける必要があります。この抗アレルギー薬がかなり眠い。11時ごろに飲んで寝るのですが、朝9時に起きてもまだ眠い。もしかしたら鼻づまりでよく眠れてないだけかもしれませんが。

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保険で手術料を払えず。自分の保険をしっかり把握しておく必要があった。

ここ結構重要です。

私の場合、大学の保険に入っていました。こういう手術を行った場合、手術料は保険から出してもらうことができます。

ただし、「初診から3か月以内」という注意書きがされていました。

初診は最初にこのクリニックを受診したときです。明細書に記載されていました。

私が手術を行ったのは、初診から4か月後。

アウトでした(◞‸◟) 合計で7万ですが、学生にとってはキツイ額です。(´;ω;`)

良い病院を探すのもいいのですが、自分の保険が適応される期間をチェックしながら選ばないといけないと思いました。ぜひ気を付けてください。。。(◞‸◟)

鼻が安定して通るようになるには半年~1年必要だった。

大体1ヵ月から2ヶ月程度で縫合糸も取れて、浸出液との戦いが終わるのですが、そこから血餅とかさぶたとの戦いが始まります

大きな出血は止まっているとはいえ、じわじわと出血しているのか、鼻の奥で血の塊ができては取れてきては取れを繰り返します。この血の塊が取れた時はありえない位鼻が通るのですが、またすぐに形成されて鼻が詰まったような息がしづらいような状態に戻ってしまいます。これが半年ぐらい続きました

だんだん慣れてくるのか、自分で鼻をほじってかさぶたが取れるようになってきます。ただし、取った後は(とらなくても一緒でした。)鼻血が出てきて、またかさぶたができて鼻が詰まってという悪循環を繰り返します。あとは自分の鼻息がとんでもなく臭い。笑。なんか臭いんですよね。これも心配でした。

こういう症状が出ている期間が長いので、本当に治るのだろうかという疑問が出てきます。受診は終わっていましたが、先生のところに受信して聞いてみたところ、もう一度抗菌薬を続けてみることになりました。

抗菌薬のおかげかかさぶたができづらくなりそれからはとても快適に過ごせるようになりました

術前はずっと他の人が眠れない位の大きないびきをかいていたのですが、それもどうやらなくなっているようです。

考え事も集中できるようになりました。明らかにQOLが上がっています

1年ほど経った春、鼻水が大量に出て鼻づまりが頻発するようになりました。

「手術をしたはずなのになんでや!」と思っていましたが、鼻水が出ないようにしていないので、花粉に対するアレルギー症状は全く出ないわけではありません。

今回の原因は花粉でした。1日に何十回と鼻をかむため、鼻の中はただれていたそうです。その炎症で鼻づまりを起こしていたとの事でした。

抗アレルギー薬をもらい、鼻の中に直接塗るタイプの薬をもらいました。綿棒につけて鼻の中に塗るのですが、くしゃみがヤバイ。止まらない。くしゃみで鼻水が分泌されて薬が流れていくんじゃないかと思いましたが、これがめちゃくちゃ効く。すぐに鼻が通るようになり鼻水も落ち着きました。

それから現在に至るまで、花粉の時期には多少鼻水が出るものの、術前のような完全に鼻が詰まってしまう事は無くなりました

手術をしてから数ヶ月ほどは鼻の詰まりが良くならず、本当に効果があるのかと心配になっていたのですが、大丈夫でした。

私のように、途中で抗菌薬を追加して治る事例もあるので、どんどん相談しても良いかと思います。

手術は大変でしたがやはり受けて正解でした。

私がそうだったように、手術が終わってからなかなか良くならないことで心配になる人、これから手術を受けようか迷っている人もたくさんおられると思います。

少しでも私の事例が参考になればと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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